沖縄では葉っぱの上とかによくいる陸の貝「アオミオカタニシ」を観察しましたよ。沖縄では普通にいるタニシです。漢字では青身陸田螺。
沖縄の方言ではオールチンナンといいますよ。直訳すると青いカタツムリ。オールーが青いで、チンナンがカタツムリ。
緑色なのになんでオールー(青色)なのか。緑の野菜を青野菜、緑の信号を青信号というのと同じかな。
このタニシについて、ずっと気になってることがありまして、図鑑とかでは、この緑色は外套膜の色で、殻は透明だと書いてあるんですよ。外套膜の色がすけて緑色に見えるだけだと。
確かに死骸の貝殻を見ると緑色ではないですよ。白濁したような半透明です。写真どこかにあるんだけど探しきれない。今度見つけたら撮ります。
けど、でも生きているアオミオカタニシを見ると殻の色がそのまま緑色に見えるんだよなあ。
身がきれいでプルプルしてておいしそう。口を見たかったんだけど、どこが口だかわからないです。
鼻がピンクみたいに見えますよ。赤鼻のタニシ。
どうみてもかわいい。
カタツムリと違って触覚が一対ですね。
貝の仲間なので蓋があります。これもカタツムリとの違い。
何よりカタツムリと全然違うところは、目がツノ(触覚)の根元についてるところですね。だからかわいく見える。
結局、この緑色は本当に外套膜なのかわかりませんでした。解剖したら簡単にわかるんだろうけど、ほら、かわいいでしょ。殺すの無理ですよ。
でもこうやって持つと殻の内側が見えるんですが、緑色じゃないんですよね。外套膜あるようにも見えないし、不思議だなあ。
うちの子が夏休みの宿題の自由研究を何するか決めてないんですよ。だからたまたまいたアオミオカタニシのことを調べたら?といって、次女に持たせて写真撮ったのですが、「カタツムリとか恥ずい」と言って終わりです。
親には何が恥ずかしいのかわからないですよ。「恥ずい(はずい)」って言葉もよくわからんけど。
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