ウミウの大群とウミガメの漂着

犬の散歩で本島中部のビーチに行ってきましたよ。
沖縄の冬は曇りかシトシト雨の日が多いのですが、この日は晴天でした。
涼しい風が吹いて気持ちがいいので、ずっと向こうまで長い距離歩く予定なのですよ。

小笠原諸島・福徳岡ノ場の海底火山噴火に由来するとみられる軽石の大量漂着で一時は大騒ぎでしたが、今はもう軽石はもともとあったかのように自然にビーチと一体化しています。
前から軽石の漂着自体は珍しくないのですが、今回は特に大量だったので、生き物たちへの影響や、白いビーチの景観がどうなるか気になっていたのですが、自然はすべてを飲み込みますね。もう何事もなかったかのようです。人間は軽石をほんの少しすくっただけでした。だいたいいつもそうです。人間は人間が作ったものだけ手を出すほうがいいです。自然のことは自然にまかせましょう。

すごく臭いのであたりを探すとウミガメの漂着死体がありました。
ハチ公はこんなに臭いのに全く気が付く様子はありません。犬の嗅覚は人の10000倍とかいうけど、悪臭は平気なのですかね。無理やり近づけても知らんふり。興味なさそうです。

何亀だろ。冬にビーチを歩くとウミガメの死体はよく見ます。特に東海岸に多いです。

カワウの大群が低空飛行していました。たぶん我々に気が付いて飛んだのだと思います。写真では伝わりにくいですが、結構な大群で迫力があります。

500メートルくらい飛んだら着水しました。この大群は一日何匹の魚を食べるのでしょう。

ハチ公がカワウに吠えます。相手が攻撃してこないとわかってるときだけ威勢がいい賢い犬なのです。野良猫とすれちがう時はよそを向いて気づいてないふりをします。これ書いてて気づいたけど、ウミガメの死体も怖かったのか？

オスプレイが飛んでました。飛んでる人は天気良くて気持ちがいいだろうな。

冬なのに波がなく泳ぎたくなる天気です。久しぶりに潜りにいけばよかった。水をさわったらまだ冷たかったです。

ビーチコーミングとしては収穫ゼロです。真剣に探せば海豆が落ちてる海岸ですが、犬連れなのであんまり立ち止まれません。
歩いていると暑くなって結局遠くまで歩きませんでした。気持ちがいい散歩でした。