10月 東海岸夜イザリ。

沖縄の自然

朝4時起きで、真っ暗闇の浅い海を一人でウロウロ歩いてきましたよ。沖まで1キロ以上生き物を探しながらの散歩。

ヘッドライトの照らすわずかな範囲以外はずっと向こうまで暗闇が広がり、たまに位置確認のために陸を振り返ると遠くに人々の生活する明かりが見えます。

ライトを消し、暗闇で息を凝らせば、たくさんの生き物たちの泳いだり歩いたりする音や呼吸の泡のはじける音、威嚇なのかカチカチなる音など様々な生活の音を感じます。
広大な海の中ではわたしのもそのたくさんの生物と同じ、生きるために音を出すただの一匹の生き物にしかすぎないと感じ、ほかの生き物と同じようにただ食べ眠り生きて行けばいいのだと、星を見上げながら心が解放されて晴れやかな気分になります。
明るくなって太陽がでてきて昼間の生き物たちが動きだすと、人間社会の現実に戻り我に返るのですよ。

太陽がちょっと顔を出すと、夜の生き物が家に帰り昼間の生き物が目を覚まします。この瞬間の海の中は元気で賑やか。わたしも大忙しで獲物を探すのです。

ずいぶん日が昇りました。一気に暑くなってきたので家に帰ります。我が家の子供たちはまだ布団の中だろな。

今日の目的はこれだったんですよ。まあまあ捕れました。頑張ればもっと捕れたけど、楽しいことが多すぎてついつい他のことをしてしまうのですよ。カニを追いかけまわしたり。
晩御飯は子供が好きなタコ焼きにしよう。

ひとりで海遊びは危険ですので真似しないでください。といってもわたしも止められないけど。

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