名護岳に登って来た。

子連れでおでかけ

ちょっと涼しくなってきたので、登山と呼んでいいのかわからないのですが、名護岳に登ってきました。

幼稚園児も連れて、普通の靴と服で、ど素人の登山ですよ。
当日思いついたんです。

標高345メートルの山を、標高135メートルまで車で行ってから登るので、幼稚園の遠足程度だろうと思ってたんですよ。
日頃全然運動してないからちょうどいいや。楽勝楽勝って。

今は反省してます。

名護青年の家に車を停めて、窓口で登山届に名前を記入。
帰りにも忘れずに無事下山したこと言うのです。
この時は大げさだなあと思ってた。

窓口の人が登山コースの説明をしてくれます。
わたしらみたいなど素人には最高のサービスです。

この道は草ボーボーだからやめたほうがいいとか、こっちはツルツル滑るとかアドバイスがあって、相談の結果、山頂まで往復3時間コースになりました。
ほんとは渓流コース?ってのも行こうとしたけど、職員さんに止められました。また次の機会がいいですよって。
職員さん、止めてくれて本当にありがとう。三時間コースで体力ギリギリでしたよ。

出発前には水持ってますか?とか、心配してくれてありがたいです。忘れるとこだった。

ついでに杖も貸してくれた。
でも、この時は杖なんているかあ?とか思ってたんですよ。

しかし、ここの職員の皆さん、1円も払ってないのに、すごく親切。
駐車場もトイレも貸してくれて至れり尽くせり。

地図ももらえました。番号通りに進むらしい。

もらったこの地図だけがたよりで出発です。

施設の裏手から山道に入ります。看板あるから安心ね。
最初は楽しいですよ。そんなにハードじゃないし。

山道入ってすぐにアオミオカタニシ発見。陸生の貝です。
方言でオールチンナン。
珍しい生き物じゃないけど、好きなんですよ。

アオカナヘヒ発見。チョロチョロ素早いから写真撮りにくい。

木にくっついてる陸の貝がたくさんいます。キセル貝の仲間。
スジイリオキナワギセルガイかなあ。図鑑欲しいなあ。

沖縄の海の貝・陸の貝って1995年に出た図鑑が欲しいけど、絶版なんですよ。
2000年頃からずーーーーっと欲しいんだけど、どこにも売ってない。
しょうがないからたまに図書館で借りてます。
電子書籍でいいから復活してくれないかなあ。
図書館の本をカラーコピーしたら違法かなあ。

この前まで陸の貝には全く興味なかったのですが、最近は目に入ってくる。

この貝もなんて名前だろ。
こんな貝が載ってる図鑑欲しいなあ。

いろいろ生き物探しながら歩くと楽しいです。
朝早く来たほうが楽しいだろうな。
鳥の声もすごいですよ。

分岐にはこんな看板が必ずあって、番号で地図上の場所もわかるから、初心者でも安心です。

だんだん歩き疲れてきた。
何も考えずジョギングシューズで来たので滑る滑る。滑るたびにどっと疲れる。

オキナワキノボリトカケもいましたよ。
意外と登り坂がきつくて、だんだん周り見る余裕無くなってきた。

最初は邪魔者扱いして、子どもに持たせてた杖を取り上げて杖を頼りに登ります。杖が本当に役に立ちました。
杖ないと大変ですよ。
貸してくれた職員さんありがとう。

山道を2時間くらい登ってやっと頂上です。景色いいですよ。しばし休憩。
草を刈ってくれてあるから、風が通って涼しい。

頂上で食べようとアンコの入った餅とか持ってったけど、ヘトヘトで食べる気しない。
汗ダクでハアハア言ってるのにアンコ餅は罰ゲーム。
登山ってハードなスポーツだったことにこの時初めて気づきました。

あと、ペットボトル一本の水じゃ足りなかった。
子どもたちは、ここは砂漠じゃーっオアシスはどこじゃーって小芝居しながら歩いてましたよ。

とにかく甘い炭酸ジュースが飲みたくなった。
いろいろ勉強になりました。

頂上からはずっと下りかと思ってたけど、結構登る。
ちょっと下ってまた登り!また登りなの?これ下山だよね?と言いながら。

やっと10番。
前岳の頂上にいったん登ってから下山するルートっを通ってたってこの時わかりました。
そりゃ登りますわ。

オキナワキノボリトカゲ。
尻尾をピンと伸ばしてかわいい。
この後、うちの次女に捕まってた。

前岳の頂上は私に余裕が無くて、よくわかりませんでした。

とにかく汗ダクでヘトヘトでフラフラですよ。足元が滑っても抵抗せず、そのまますべるワザを身につけました。危険と紙一重だけどもう疲れ果てたのです。

やっと下山。
ちゃんと受付にお礼いいましたよ。
なんと、最初に3時間コースって言われたのですが、3時間5分で到着です。
途中休憩しまくったのに、計算されてたのか?

自販機でパワーギア買って元気復活を試みる。

次に登山する時は、ちゃんとした靴と、飲み物と、地図が必要なことがわかった。
あと、重たいアンコ餅は不要。

親はヘトヘトで膝ガクガクだったけど、子どもたちは元気で、帰りに名護城の公園の遊具で元気に遊んでましたよ。
その間、親は車で昼寝。爆睡です。

子どもたちは登山が気に入ったみたいで、また行きたいと言ってます。
年長さんより大きいなら楽しいと思いますよ。

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